
山形支局長 中村泰彦
1975年生まれ。

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202608
単身赴任生活も2か月が過ぎました。頼りになる同僚たちと楽しく過ごしていますが、騒がしい自宅を懐かしく思うときもあります。
そんな折、夏休みを利用して家族が山形にやってきました。いかに楽しませるか、力がこもります。置賜は来夏に温存することにして、蔵王から山寺、最上を通って庄内へ。帰路で月山に寄る旅程です。途中、かつて取材した場所なども訪れます。我ながら旅行会社顔負けのプランを考えたと悦に浸っていたのですが、もてなす相手は小中学生、大きな誤算がありました。「ここには即身仏があってね・・・」、「あれが月山、行ってみようか」などと水を向けても、子どもたちは「はいはい、行くなら行くよ」とすげない反応。父が張り切っているから付き合ってやるよ、という本音が見えました。挙げ句の果てには「ショッピングモールに行きたい」とのたまう始末。それは山形じゃなくてもあるだろう、と思いつつ、ゲストの意向を尊重して、旅の後半は各地の商業施設を巡ることになりました。「見たことがある」、「行ったことがある」という経験は無駄になりませんが、子ども目線で楽しめるようにするべきだったのかもしれません
花鳥風月を解さぬ我が子たちでしたが、食に関しては大喜び。そばに肉、魚介など各地で頂いた逸品に「今まで食べた中で一番おいしい」と目を輝かせていました。いっそ来年はグルメに特化した旅行にしようかと思案しています。
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202607
夏の高校野球県大会が7月10日に開幕、37チームが参加しました。熱戦を繰り広げたすべてのチーム、選手に拍手を送りたいと思います。数年ほど前に気づいたのですが、高校野球を観戦していると、いつの間にか保護者の気持ちになっているな、と。ご承知のように、常にボールが動くサッカーやバスケットボールなどの競技と異なり、野球には投球ごとの「間」があります。選手の表情が見えやすく、緊張や後悔など、感情が手に取るように分かる瞬間があります。心配になって「気楽に楽しんでやればいいよ」、「そんなミス、大したことないよ」などと画面の外から声をかけたくなります。まして、打ち込まれた投手や試合の終盤に大きなエラーを犯した選手が崩れ落ちる姿はもう見ていられません。3年間、あるいはもっと幼少の頃から、練習に取り組んできた生徒にかける言葉は容易ではありません。ただ一つ、少しだけ長く生きている人間から言わせてもらえれば、失敗や挫折の経験は必ずプラスになると。これまで努力できた人は、これからも努力ができる人。落ち込んで、動けなくなっても、時が来れば、培ったエンジンで力強く前進できます。どうかこれまでの自分に自信を持って欲しいと思います。
山形支局でも1年目の記者が高校野球の取材に取り組みました。うまくいかなかったことはあれど、多くの経験を積み成長してくれたと思います。私も働きやすい環境を整えつつ、保護者として支局員を支えます。
