





#スタッフが人命救助 YC米沢
#2023.4.3
読売センター(YC)米沢(阿部憲太郎所長)のスタッフが昨年暮れに新聞配達中、室外で意識を失っていたお年寄りを見つけ、連携プレーで人命救助をする事例があった。YC米沢のアルバイト池田良蔵さん(71)は、まだ雪が深かった昨年12月18日の午前4時過ぎ、いつも新聞を配達する家の前で、無人の除雪機が動いていることに気づいた。池田さんは玄関に新聞を投函した後、予定の配達を続けるため家を離れた。それでも周囲に人がいなかったことが気になり、1時間ほどして家の前に戻ったが、やはり人影はなかった。そこで池田さんはYC米沢の安部誠さん(44)=写真=に電話し、「除雪機が回りっぱなしになっている」と伝えた。安部さんは、この家に毎月集金に通っていて、お寄りの男性が一人で暮らしていることを知っていた。“男性に何かあったのでは” すぐに販売店の車に乗り、YCから15分ほどかかる家に向かった。
安部さんは池田さんと合流し、周囲がまだ暗い冬の朝、二人で家の周りを一回りした。人は見つからなかったが、裏口に近い小屋から除雪機を引き出した後があることに気付いた。そこで小屋をのぞいてみると、この家の男性が倒れているのを見つけた。「○○さん、新聞屋です。大丈夫ですか」と声をかけたが、男性は「うーん」としか答えられない。すぐに救急車を呼び、家から毛布を持ち出して、男性にかけた。池田さんが救急車を迎えに行き、安部さんは男性に「安心してください」などと、声をかけ続けた。やがて救急車が到着し、男性は病院に搬送され、一命を取り留めた。この時、男性の体温は30度以下に下がっており、もう少し発見が遅れていたら、命が危ない状態だったという。
安部さんはYC米沢に8年勤務し、YCの事務をしながら市内に配達もして、配達員たちのリーダーになっている。安部さんは「集金の時によくお話しする男性で、いつも優しい方でした。奥様が亡くなり、独り暮らしになったことも聞いていたので、連絡を受けてすぐに駆けつけられました。命が助かって本当によかったです」と話している。山形県読売会は、毎朝の新聞配達や毎月の集金で販売店のスタッフが地域をきめ細かく回っていることを活かし、異変を察知した時には警察や消防に連絡するなどの防犯活動や、住民の見守り活動に力を入れている。YC米沢の阿部所長は「日頃から新聞の配達に限らず、地域の方に『阿部新聞店があってよかった』と思ってもらうことが大事だと、スタッフを指導しています。新聞の個別配達があったからこそ、助けることができた命でした。これからも地域に役立つ販売店であり続けます」と話している。

#WBC世界一の快挙、山形でも号外を配布
#2023.3.25
野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で日本時間の22日午前、日本が米国を破り3回目の優勝を果たした。読売新聞は全国で号外約106万部を発行し、県内では山形市と天童市で配布した。日本は決勝の米国戦で、巨人の岡本和真選手が3点目となる本塁打を放ち、戸郷翔征、大勢(翁田大勢)の両巨人投手は無失点で継投した。最後は投打二刀流の大谷昇平選手(エンゼルス)が三振を奪い、日本が3-2で勝利した。午前11時40分過ぎに試合が終わると、読売新聞は号外の発行を決めた。仙台工場(宮城県大和町)で印刷した号外のうち2000部が山形に緊急配送され、午後1時55分、山形市本町の読売センター(YC)山形中央に到着した。待ち受けた伊藤一也所長らがすぐに1500部を山形市役所前に運び、市内のYC各店から集まった6人が協力して、約1時間かけて通行する市民に手渡した。受け取った人は優勝の瞬間がカラー写真で大きく掲載された号外に見入り、歴史的な紙面を大事そうに持ち帰った。 500部はWBCメンバーの中野拓夢選手(阪神)の出身地・天童市に運ばれ、市内YCの従業員が市役所、学校、コンビニエンスストアなどに届けた。
#Twitterアカウントができました
#2023.3.25
一般社団法人 山形県読売会のTwitterのアカウントを作りました。ウェブサイトの更新情報などを中心に発信します。ぜひ、どなたでもお気軽にフォローしてください。アカウント @yomiurikai_ymgt