
山形支局長 吉岡 毅
1970年東京生まれ
96年に入社し、写真部に配属
以来、ずっと写真畑を歩んできました
祖父が県内の営林署で働いていたこともあって
同じ山形で働けることを楽しみにしています

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202504
山形にも桜前線がやってきました。17日付地域面の特集「彩色やまがた」では、見頃を迎えた桜の写真を掲載しました。私も霞城公園と馬見ヶ崎川を歩きましたが、多くの方が花見を楽しんでいました。桜はこれから見頃の地域もありますし、飯豊町の「白川湖の水没林」も新緑が映える季節です。訪れた春を満喫していただければと思います。
さて、13日に大阪・関西万博が始まりました。支局からも開幕に合わせて応援記者を派遣しました。初日には雨にぬれながら、会場のシンボル「大屋根リング」を取材、会場内で提供される料理のリポートや目玉展示のひとつ「火星の石」も見てきたそうで、充実した様子で戻ってきました。84のパビリオンがあり、なかなか行く機会がない外国の展示もあります。大阪・夢洲(ゆめしま)の会場に赴けば、海外を疑似体験し、未来を感じる貴重な機会になることでしょう。
「確かな情報 山形も、世界も」。今月も街ダネから世界の隅々の動きまで、読売新聞がお届けします。
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202503
コメの価格高騰が気になります。山形市内のスーパーでは、県産の主力品種のひとつ「はえぬき」の価格が前年比の約1.8倍になっているそうです。18日から備蓄米の引き渡しが始まり、今月下旬にも店頭に出回るようですが、消費者の一人として、少しでも値段が下がることを願うばかりです。
さて、7月8日に行われるプロ野球セ・リーグ公式戦、巨人―中日戦(18時開始・ヤマリョースタジアム山形)の読者限定のチケット販売が始まりました。14日に折り込まれたチラシにある申込書を販売店にFAXしていただくか、電話、もしくはこちらのフォームからお申し込みください。また4月26日には、天童市の県総合体育館で「ジャイアンツアカデミーわくわく野球教室in山形」を開催します。初心者の子ども向けの内容で、親子で参加できるプログラムです。詳しくは18日の地域面をご覧下さい。いずれも今月31日が締め切りです。
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202502
今月上旬の大雪で、県内の多くの観測地点で平年を上回る積雪を記録しました。全国の一部地域で発行している夕刊の一面で、土曜日に掲載している「写真は語る」のコーナーに、最強寒波を象徴しているとして、西川町で撮影した雪下ろしの写真が15日付で掲載されました。福岡の読者に感想を聞いたところ「雪で家の一階部分が埋もれるなんて信じられない。厳しい自然と向き合いながら暮らす大変さを感じた」と驚いていました。落雪や除雪中の事故による雪害が増えていて、17日10時現在の県のまとめによると、負傷者が93人にのぼり、昨年より83人も多い状況です。除雪の際は安全対策を万全にして下さい。
24日でロシアによるウクライナ侵略から3年になります。紙面では現地発の特集記事も掲載されました。18日、米国とロシアが高官協議を行いました。停戦に向けた動きが気になります。
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202501
年末年始、いかがお過ごしでしたか。連休最終日の5日、県産サクランボの高級品種「佐藤錦」が天童青果市場と東京・大田市場で、それぞれ過去最高値の150万円で落札されました。今年は山形県でサクランボや西洋ナシなどの果樹栽培が始まって150周年。幸先のよい年始めになりました。
さて、全国的にインフルエンザが流行し、山形でも感染者が多いことから、15日に県が「インフルエンザ警報」を発令しました。ワクチン接種、マスクの着用、手洗い、アルコール消毒が効果的で、室内を加湿器などで適度な湿度(50~60%)に保つことも対策になります。「ヨミドクター」のウェブサイト(https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/)では、紙面の「くらし」面で長期連載している「医療ルネサンス」の記事や医療、健康に関する情報を読むことができます。健康維持のため、ぜひご活用下さい。
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202412
今年も残すところあとわずか。年賀状の受け付けも始まり、県護国神社には来年の干支(えと)にちなんだ大きな絵馬も飾られました。新年に向けた準備が進んでいますね。まもなく元日に発生した能登半島地震から1年になります。県内でも津波警報が発令され、庄内地域の3市町で5000人を超える人が避難しました。最大で9連休となる年末年始、家族が帰省してくる方もいると思います。能登半島地震の被災地では、避難所に帰省した人も含め、予想よりも多くの避難者が殺到して、物資が足りなくなった事例がありました。念のためレトルト食品などを用意して、そのままローリングストックにまわすのも一策です。また、旅行される方は、旅行先の避難所の情報などを調べておくと安心です。備えを万全にして、よい年末年始をお過ごし下さい。
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202411
11月は県内各地で紅葉が見頃を迎えました。移動の途中で目にした、赤く染まった山々の奥で雪を頂く月山の姿は美しく、支局近くの千歳山でもイチョウの黄葉が見事でした。秋の深まりを感じていたら、初雪の便りが届きました。平年より2日遅いそうです。街中や公園でイルミネーションがともり、もう冬の始まりですね。
毎年この時期、支局に多くの写真が届きます。支局が主催する「山形県高校生フォトコンテスト」の応募作品です。長年新聞作りをしていると、型にはまった写真ばかりになるのですが、応募作品はまさに百人百様。高校生たちの思いが伝わってきます。来月14日から17日まで、全作品を山形市のアズ七日町2階、山形県芸文美術館で展示します。初日の午後1時からは、写真家の大石芳野先生による講評が行われます。入場は無料ですので、ぜひ足をお運び下さい。
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202410
今月1日、石破茂自民党総裁が国会で内閣総理大臣に指名されました。石破首相の母方の祖父、金森太郎さんは第25代山形県知事で、本県にゆかりがある首相の誕生となりました。
石破首相は9日に衆議院を解散し、27日に総選挙が行われます。27日に向け各党党首らの発言や全国の情勢から県内3小選挙区の動きなど、総力をあげての取材が続きます。
さて、直近4回の国政選挙で、山形県の投票率はいずれも全国1位でした。しかし、残念なことに若い世代、とりわけ20代前半の投票率が低く、前回の衆院選では40.05%(推計値)でした。県全体の平均と比べると約24%も低くなっています。地域面の記事のほか、質問に答えて自分の考えに近い候補者がわかる読売新聞オンラインの「ボートマッチ」を参考にして、若い世代の皆さんもぜひ一票を投じてください。投票日に都合が悪い場合は、期日前投票所でも投票できます。
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202409
9月上旬は厳しい残暑が続きましたが、夜には虫の音が響くようになり、恒例の「日本一の芋煮会フェスティバル」も開催され、秋の訪れを実感しました。県産の新米も流通が始まり、コメ不足も徐々に解消に向かうはずです。
さて、今月27日に自民党総裁選の投開票が行われ、事実上、次の首相が決まります。告示された12日に、9人が立候補。翌13日の紙面では各候補の所見、横顔などを8ページにわたって詳報しました。加えて地域面では、県選出議員が支持する候補についてもお伝えしました。1回目の投票で過半数を得る候補が出ない見通しで、当選には決選投票での国会議員票の行方が大きな鍵になります。新総裁決定まで、各地で開かれる演説会での論戦の様子や情勢分析など、詳しくお伝えします。また、野党第一党の立憲民主党も23日に代表選が行われます。4人の候補のうち誰が代表になるのか、こちらも注目です。
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202408
先月25日から26日にかけて、庄内・最上地域を中心に記録的な大雨が降りました。大雨特別警報が発表され、県内では救助に向かった警察官2人を含む3人が亡くなりました。住宅の浸水被害は約1400棟にのぼり、農業、観光業にも影響が及ぶなど、大きな爪痕を残しました。少し前になりますが、5月12日の特集面「防災ニッポン」で、「マイ・タイムライン」について紹介しました。「マイ・タイムライン」は台風や豪雨を想定して、避難先、移動のタイミングなどをあらかじめ決めておき、安全な避難行動につなげるものです。「防災ニッポン」は月1回掲載しており、地震や水害などの災害に関する備えについてわかりやすく解説しています。左下のQRコードから過去の特集も見ることができますので、ぜひお役立てください。
日々お届けしている新聞の地域面では、被災した人たちが置かれた状況や復旧に向けた取り組み、課題などを丁寧に取材して、情報を発信していきます。
「確かな情報 山形も、世界も」。今月も街ダネから世界の隅々の動きまで、読売新聞がお届けします。
https://www.bosai.yomiuri.co.jp/
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202407
6月1日に山形支局長となりました吉岡毅と申します。皆様どうぞよろしくお願いします。
「山形は暑い」と聞いていましたが、先月中旬に続いた真夏日には閉口しました。
6月はサクランボの話題が多く紙面に掲載されました。1粒・10万円の「やまがた紅王」や
「東根さくらんぼ」の佐藤錦が過去最高の1キロ・グラム145万円で競り落とされるといった明るい話題の一方、
猛暑で収穫量が大幅に落ち込みました。私も売り場に足を運びましたが、贈答用は開店してすぐに売り切れ。
ちょっとした争奪戦の様相でした。来年は県で果樹栽培が始まって150周年。記念の年には豊作となってほしいものです。
26日に開会式が行われるパリ五輪をテレビで観戦される方も多いと思います。
熱中症は在宅時に最も多く発生しています。冷房を使って水分補給を心がけてください。
そしてテレビ観戦の後は読売新聞で、熱戦の余韻をお楽しみください。
一瞬に賭けるアスリートを捉えた写真と長年選手を追い続けた記者のとっておきの物語で皆様を"熱中"させます。
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